楽天モバイルのデメリットを調べているということは、乗り換えを前向きに考えつつも、何か引っかかる点があって踏み切れていない状態ではないでしょうか。楽天グループの現役社員として、また個人的に累計2万件以上の乗り換えをサポートしてきた経験から、気をつけたい点を対処法とあわせて正直にお伝えします。結論からいうと、楽天モバイルのデメリットは大きく3点に絞られます。
楽天モバイルのデメリットを先に整理する【3点】
多くのサイトがデメリットを10選・20選と並べますが、本質的に気をつけたい点は次の3つです。
- 屋内・地下でつながりにくい場所がある
- 通話はRakuten Linkアプリからの発信が必要
- 料金が段階制でデータ使用量によって変わる
いずれも「知っておけば対処できる」内容です。以下でそれぞれ順番に見ていきます。
気をつけたい点①:屋内・地下でつながりにくい場所がある
楽天モバイルの電波でいちばん多く相談を受けるのが、このエリアの問題です。屋外・幹線道路沿いでは概ね問題ありませんが、大型商業施設の地下フロアや分厚いコンクリートの建物の中では、電波が弱くなるケースがあります。
背景として、楽天回線のメイン周波数帯(1.7GHz帯)は高周波数のため、壁や床を通り抜けにくい性質があります。大手キャリアが長年整備してきたプラチナバンドと呼ばれる低周波数帯との差が、屋内・地下での差異として出ていました。
楽天モバイルのプラチナバンドは商用サービスを開始しています。主要都市から順次エリアを拡大しています。
対処法:まず楽天モバイルの公式エリアマップで自分の生活圏を確認することが最初の一手です。勤務先・自宅・よく行く場所の3点を調べておくと、実際に困るかどうかが事前にわかります。また、地下での利用がどうしても必要な場合はWi-Fiを活用する方法も有効です。
エリアの詳細や速度感については、別記事で詳しくまとめています。
気をつけたい点②:通話はRakuten Linkアプリからの発信が必要
Rakuten Linkというアプリから発信した場合、国内通話は無料です。スマートフォンに最初から入っている標準の電話アプリからかけると、22円/30秒の通話料が発生します。乗り換え直後にこれを知らずに標準アプリで発信してしまう方が、相談の中でも一定数います。なお、0570などの他社接続サービスや一部の特番はRakuten Linkの無料通話対象外です。
また、2026年3月2日9:00以降にRakuten最強プランまたはRakuten最強U-NEXTに申し込んだ場合、Rakuten Linkアプリから10秒以上の発信通話が契約後の特典受け取り条件になっています(期限:紹介ログイン日の翌々月末日23:59まで。データタイプは通話条件不要)。申し込み後に一度テスト発信しておくと安心です。
対処法:Rakuten Linkアプリをホーム画面に置いておき、通話はそこから発信する習慣をつけるだけです。慣れてしまえば操作上の不便はほとんどありません。なお、110・119などの緊急通話は発信時に自動で標準電話アプリに切り替わります。緊急時は通常どおり発信してください。
気をつけたい点③:料金は段階制でデータ使用量によって変わる
「楽天モバイルは無制限で3,278円」という認識で申し込むと、使い方によっては想定外の料金になることがあります。Rakuten最強プランの料金は使ったデータ量に応じて3段階で変わる仕組みです。
| 月のデータ使用量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 |
| 3GB〜20GB | 2,178円 |
| 20GB超〜無制限 | 3,278円 |
※公平なサービス提供のため、混雑時など環境によって通信速度が変化する場合があります。
普段の使用量が3GB前後で不安定な方は、3GBをわずかに超えた月に2,178円になることがあります。一方、20GBを超えて使う方にとっては3,278円で使い放題というのは料金面で有利です。自分のデータ使用量の傾向を把握したうえで検討することが大切です。
対処法:現在使っているキャリアのアプリで過去3カ月のデータ使用量を確認しておくと、自分がどの段階に収まるかがわかります。使用量が毎月20GBを超える方は料金面のメリットを実感しやすいです。3GB前後でばらつく方は、Wi-Fi環境の整備とあわせて検討してみてください。
ここまでが気をつけたい3点です。申し込みを検討している方は、従業員紹介経由で申し込むと従業員紹介特典を受けられます。
※ お申し込み前の紹介キャンペーンURLへのログインやサービス利用開始等、条件あり。
※ ポイントは、紹介ログイン月の4カ月後から分割付与。
※ 楽天会員へのログインまたは新規登録後、楽天モバイルの紹介キャンペーンページに移動します。当サイトは楽天グループの公式サイトではなく、運営者個人が運営する情報サイトです。
楽天モバイルのメリット:料金・通話・経済圏の3本柱
気をつけたい点を正直に示したうえで、判断のバランスをとるためにメリットも整理します。
①料金の安さ:データ無制限で月額3,278円(税込)は、大手キャリアの無制限プランと比べると数千円〜5,000円台の差になることが多いです。年間で計算すると、まとまったコスト削減になる方もいます。
②Rakuten Link対象の国内通話は無料:Rakuten Linkアプリからの発信であれば、国内通話が無料です(0570などの他社接続サービスや一部特番は対象外)。仕事や家族への連絡で通話時間が長い方ほど恩恵が大きくなります。
③楽天経済圏との相性:楽天モバイルを契約するとSPU(スーパーポイントアッププログラム)のポイント倍率が上がります。楽天市場・楽天カードをすでに活用している方にとっては、通信費の節約に加えてポイント還元のプラスアルファが見込めます(要エントリー・上限あり。詳細は公式条件を確認してください)。
楽天モバイルが向く人・向かない人をはっきりさせる
2万件以上の乗り換えをサポートしてきた経験から、向く人と向かない人の傾向は比較的はっきりしています。
楽天モバイルが向く人
- 毎月20GBを超えてデータを使う、または使い放題で安心して使いたい
- 主な行動範囲が都市部・郊外の屋外中心
- 楽天市場・楽天カードをすでに利用している
- Rakuten Linkアプリへの切り替えが苦にならない
楽天モバイルが向かない人
- 地下や大型商業施設の地下フロアを日常的に使う(飲食業・小売業など)
- 生活圏が山間部・過疎地域でエリアマップを確認したら対象外だった
- 毎月のデータ使用量が3GB以下で今の料金に大きな不満がない
「向かない」に当てはまる方も、サブ回線として使う選択肢は検討の余地があります。コストを最小限に抑えながら楽天経済圏のメリットだけ受け取る使い方です。
従業員紹介を使うと申し込み時の従業員紹介特典を受けられる
楽天モバイルへの申し込みを決めたなら、通常の申し込みではなく従業員紹介経由での申し込みがポイント面でお得です。楽天グループ社員による従業員紹介では、MNP乗り換えで14,000ポイント、乗り換え以外(新規など)で11,000ポイントの従業員紹介特典を受けられます(※お申し込み前に紹介キャンペーンURLへのログインやサービス利用開始等の条件あり。ポイントは紹介ログイン月の4カ月後から分割付与)。申し込み前に紹介ページを確認して、ログインしてから手続きを進めてください。
従業員紹介の仕組みや申し込み手順はこちらで詳しく案内しています。
よくある質問
- 楽天モバイルは「危ない」って本当ですか?
-
怪しいサービスではありません。楽天グループが運営する正規の通信キャリアです。「危ない」と検索される背景には、エリアや電波品質への不安が含まれることが多く、本記事の「気をつけたい点①」で詳しく説明しています。生活圏のエリアを事前に確認してから判断するのが確実です。
- 地方・田舎でも使えますか?
-
地域によって異なります。楽天モバイルの公式エリアマップで自分の生活圏を検索するのが最も確実です。主要な幹線道路や市街地は対応しているケースが多い一方、山間部や過疎地域では圏外になる場所があります。申し込み前に実際の住所で確認してください。
- 楽天モバイルで後悔した人はどんな理由が多いですか?
-
相談の中で多かったのは、①地下や屋内でつながらない場所が日常的にあった、②Rakuten Linkアプリの存在を知らずに通話料が発生した、③データ使用量が毎月3GB前後でばらつき料金が読みにくかった、の3点です。いずれも事前に知っていれば対処できる内容なので、本記事の「気をつけたい点」を参考にして申し込みを検討してください。





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