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【News】大型の太陽フレア発生で通信障害・GPS障害の可能性。【NASA】

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NASA's SOHO Sees Sun Popping Out All Over
Flickr: NASA Goddard Photo and Video

■はじめに。

情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原秀夫)は、2011年2月15日(火)10時44分(日本時間)に大型の太陽フレア現象を確認しました。このような大型の太陽フレア発生は約4年ぶりであり、数年間にわたって静穏であった太陽活動が活発化に転じたことを示唆しています。太陽活動が活発化することで、今後は数年間にわたり、通信衛星や放送衛星などの人工衛星の障害、GPSを用いた高精度測位の誤差、短波通信障害などの発生確率が高くなっていくと予想しています。今回の太陽フレアの影響は2月17日(木)~18日(金)未明頃に到来すると予想されます。
太陽活動が再び活発に|NICT 独立行政法人 情報通信研究機構

と発表されました。

気になったので調べつつ、まとめてみました。

■発生する影響。

実際にどういうことが起こるかというと、以下の通り。

通信衛星や放送衛星などの人工衛星の障害、GPSの測位誤差、短波通信障害などの発生確率が高くなっていく
NICT、約4年ぶりの大型太陽フレア現象を確認 – 太陽活動の活発化を示唆 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

具体的には、

衛星放送が映りづらくなったり、衛星利用測位システム(GPS)に誤差が生じたりする恐れ
太陽表面で巨大爆発を観測 通信障害の恐れ – 47NEWS(よんななニュース)

があります。

過去の事例。

過去には2003年に太陽フレアが発生し地球に影響を与えている。スエーデンでは電気通信に支障をきたし、飛行機のナビゲーションシステムにも問題が発生した。
太陽の嵐、ナビシステムに影響 – ポートフォリオ・ベルギーニュース

1973年には太陽の活動によって地上の電力網が影響を受け、カナダのケベック(Quebec)州で約600万人が停電に見舞われたことがある。
巨大な太陽フレア発生、中国で無線通信に障害 国際ニュース : AFPBB News

本格的な影響は、本日2011.02.17(木)から2011.02.18(金)未明に出ると予想されています。

■報道記事。

■NASAの資料。

■おわりに。

どれだけの影響が出るのか心配です。
特にGPS。
かなり身近なテクノロジーとなっているので、心配。
そこまで深刻な事態は招かないとは思いますが。

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