TAKA@P.P.R.S MAIN!!!!

イヤホン・ヘッドホン:技術

| 0件のコメント

イヤホン・ヘッドホン:技術ノイズキャンセリングヘッドホン

ヘッドホンに内蔵された検出マイクロホンで周囲からの騒音を集音し、ノイズキャンセリング回路がその信号を解析する。この解析した騒音(元の音)の波形に対して、逆位相の信号波形を作り出し、合成することでお互いに打ち消し合う効果が生じ、騒音を低減させることができる。

ノイズキャンセリングの方式には、フィードバック方式とフィードフォワード方式の2種類がある。フィードバック方式は、ハウジングの内部、音を出すドライバーユニットの近くにマイクを配置するので、より自然なノイズ除去が可能になり、その効果も高い。一方、フィードフォワード方式では、ヘッドホンの外側にマイクを取り付ける。本体の形状に関係なくマイクを設置でき、カナル型などのコンパクトなイヤホンなどにも使用が可能である。ドライバーユニットと離れた位置で外来ノイズを拾うので、フィードバック方式と比べると効果は控えめになる。
携帯型オーディオプレイヤーなどの普及により、外部で音楽を聴くことが増え、近年、人気を集めている。

サラウンドヘッドホン
通常のヘッドホンは2chステレオだが、サラウンドヘッドホンは5.1chのようなサラウンドサウンドを実現できる。サラウンドスピーカーの設置が難しい部屋や大きな音量でスピーカーを鳴らせない深夜であっても迫力のサウンドを楽しむこと可能になる。アンプ側にドルビーヘッドホン技術を採用したプロセッサが搭載されており、プロセッサを介して音声を聞くことによって、ヘッドホンでサラウンド音声が聴ける。ドルビーヘッドホン技術とは、本来6つのスピーカーを必要とする5.1chサラウンドや2chステレオソースをヘッドホンであたかもサラウンド環境で聴いているかのようにするドルビー社の技術である。

ワイヤレスヘッドホン
コードがないヘッドホンのこと。サラウンドヘッドホンと併せて、採用されることが多い。電波や赤外線を使い、送信機と受信機の間でデータをやり取りする。現在は、Bluetoothを用いたワイヤレスヘッドホンが主流。コードを気にせずにヘッドホンを使用することができる。

骨伝導ヘッドホン
空気の振動ではなく、直接骨に振動を伝え、音を伝えるヘッドホン。長時間の使用でも鼓膜に負担がかからない。また、騒音の多い場所でも、音量を上げずに明瞭に聞き取ることができる。耳をふさがないので、周囲の音は普通に聞くことができる。通常のヘッドホンに比べ、音漏れが少ない。

ティアック FillTune HP-F200

ティアック FillTun HP-F200

この他の記事・目次・参考文献についてはこちらへ。
イヤホン・ヘッドホンについて。

作成者: TAKA@P.P.R.S

バイトは本屋。 本屋でバイトしてるけど、本より音楽好き。 けっこうなんでも聴きます。 サッカーも好き。 けっこう多趣味です。 さらに詳細なプロフィールはこちら。 http://iddy.jp/profile/TAKAPPRS/

コメントを残す

必須欄は * がついています