パオロ・マッツァリーノ熱がなんだが高まっているので、昔読んだ本を読み直す。
本作は、「二夜連続の講演会」というていでおもしろおかしく、「つっこみ力」について語られていきます。
小難しくなく、気軽に読めて、「なるほどなぁ」と思えるのが、パオロ・マッツァリーノの良いところ。
「つっこみ力」ってのは「メディアリテラシー」を日本人向けに表した語です。
「メディアリテラシー」ってのは、メディアを真偽を見抜く力。
つまり、「なんで?本当に?」と疑問に思う能力です。
「つっこみ力」、今、多くの人に最も必要な力かもしれません。
使われる側になりたくなければ、絶対に必要な能力。
世の中を「つっこみ」目線で見れば、おもしろいものが見えてくるかもしれません。
読みながらずっと思っていたけれど、これを映像化したものを見てみたい。
舞台風でもアニメーションでもいいので、できないかな。
良い内容だと思うので、多くの人に見て貰いたい。