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ディスカヴァー・トゥエンティワン ( 2009-08-05 )
ISBN: 9784887597303
おすすめ度:

ジュンク堂でもすごい展開してたし。
チラ見して面白そうだったので購入。
感想を伝えなきゃいけない。
文章はなかなか面白い。
けど、変にイラスト多用してタレント本的な感じにしてるのが残念。
そこで買う気なくした。
元々は、
「補講」という形で加筆されている部分がなかなか中身の濃い内容となっている。
上記の『反社会学の不埒な研究報告』の既読者にもお勧め。
本作でも、マッツァリーノらしさが出ています。
「くよくよ」「勲章」「GDP」「武士道」などをネタに。
テーマは違うけれど、登場人物がリンクしているのが読んでておもしろい。
新渡戸稲造は日本人に『武士道』を読ませたくなかった、という説。
非常に興味深い。
そして、こう、胸につかえていたものが取れた気がした。
なぜかというと自分自身、新渡戸稲造が『武士道』を著したことに違和感を感じていたから。
西洋かぶれな新渡戸稲造が『武士道』?
ずっと疑問に感じていた。
なるほど、あれは外国人のみを対象とし、著したものだったのか。
ラストに収録されている『あなたにもビジネス書が書ける』。
なんでこんなのを収録したんだ、とか、これだけ全体から浮いている(P.13)
といった批判があったと、まえがきで書かれているが、たしかに浮いている。
でも、たしかにおもしろい。
数年前に書かれた作品ということだが、今の時代にも、ぴったりな作品。
[Discover - ディスカヴァー]辺りで出版している著者さんに読んでもらいたい笑
本文で気に入った言葉を抜き出してみる。
もっともらしい正論ほど、眉にツバつけて聞かなければいけません。(P.218)
知らないことを調べることを、学問といいます。
知ってることだけしゃべるのは、単なる雑学自慢です。(P.291)
パオロ・マッツァリーノの代表作とも言える本作です。
パオロ・マッツァリーノの良さは批判するだけではなく、代替案を出すところだと思うんだ。
そこが某野党とは違うところ。
『反社会学講座』と銘打ってはおりますが、やっていることは、まさに『社会学』のテクニック。
これは本書にも書かれています。
取り扱いには要注意です笑
社会学らしい矛盾も見受けられます。
西洋文明のサルまねを始める以前の日本人の生き方は、本当に素晴らしかったのです。(P.119)
と書いておきながら、本書を含むパオロ・マッツァリーノ作品では、
○○(外国)では××なのに、日本では~
日本では××だが、○○(外国)では~
といった展開が多く見られます。
日本独特の考えは非難され、海外の考えは礼賛される。
完全なるダブルスタンダード。
パオロ・マッツァリーノ作品は好きだけど、ちょっと失望しました。
第12~14回の『本当にイギリス人は立派で日本人はふにゃふにゃなのか』にはかなり置いてけぼり感を感じた。
書店でイギリス礼賛本が並んでいるのを見て「気持ち悪いなぁ」と思ったことはあるけど、世間一般的にもそういう考えなの?
まったくそんな風にイギリス人を見たことないんだけど…
まずは日本人がそういう風に考えているという根拠を示してほしかった。
Amazonのレビューにカナンさんという方が書かれていたこの言葉。
思考停止した「常識」に異化作用を
そうそう、パオロ・マッツァリーノ作品てこういうことなんだよな。
とりあえず読んでみてほしい本です。
P.S.
メラビアンの法則、就活中ほんとにいろんなとこで聞いた。
こんな話持ち出す人間はまったく信用しないようにしてたけどw
パオロ・マッツァリーノ熱がなんだが高まっているので、昔読んだ本を読み直す。
本作は、「二夜連続の講演会」というていでおもしろおかしく、「つっこみ力」について語られていきます。
小難しくなく、気軽に読めて、「なるほどなぁ」と思えるのが、パオロ・マッツァリーノの良いところ。
「つっこみ力」ってのは「メディアリテラシー」を日本人向けに表した語です。
「メディアリテラシー」ってのは、メディアを真偽を見抜く力。
つまり、「なんで?本当に?」と疑問に思う能力です。
「つっこみ力」、今、多くの人に最も必要な力かもしれません。
使われる側になりたくなければ、絶対に必要な能力。
世の中を「つっこみ」目線で見れば、おもしろいものが見えてくるかもしれません。
読みながらずっと思っていたけれど、これを映像化したものを見てみたい。
舞台風でもアニメーションでもいいので、できないかな。
良い内容だと思うので、多くの人に見て貰いたい。
Filed Under :
4月.18,2011








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