書籍情報
書籍内容
「メガネは、涙をながせません」(金鳳堂)、「たばこを持つ手は、子供の顔の高さだった。」(日本たばこ産業)、「死ぬのが恐いから飼わないなんて、言わないで欲しい。」(日本ペットフード)―。広告コピーは、商品・サービス・企業をわかりやすく気持ちよく表現する、現代の高感度文章。ロングセラー『名作コピー読本』の著者が、読み手を惹きつけ、思いが伝わる文章の書き方を指南する。
書評
コピーライトに関する本です。
著者はコピーライターの鈴木康之さん。
広告の素晴らしさに気付かされた。
緻密に計算され、読み手の気持ちを考え抜いたものが広告なんだな、と。
普段、何気なく読んでいた広告にそこまで深い意図があるとは。
コピーライトを書くということは文章を書くということ。
本書ではそのコピーライトの表現方法などを紹介している。
しかし、内容はコピーライトのみに留まるものではない。
本書は文章を書く人すべての参考となる。
最後にこの本をまとめている文章があるのですが、さすがはコピーライター、素晴らしい文章に仕上がっています。