【書籍情報】
Twitter、wiki、SNS、Podcastでビジネスのルールはこう変わった
広告はもういらない。B2B、B2Cから消費者が互いに繋がるC2Cへ。ウェブ2.0のメディアによる革命的マーケティング論!
【読書メモ】
緻密すぎる計画を立てるのは単に時間の無駄だという教訓を忘れないために。
むやみに細かい計画を立てるよりは、新しいアイデアに柔軟に対応する方がずっといい。
(P.118)
【感想】
ソーシャルメディアの考えを知る上での必読書。
ただ、元々あったものに対し、「ウッフィー」という名を名付け、定義付けたことに違和感を覚える。
(この言葉を発明したのはコリイ・ドクトロウ氏ではあるが。)
その感覚というものは誰もが持っているものだと思う。
これを「ウッフィー」と名付け、「ウッフィーを増やす。」と考えてしまうことにより、なにか卑しさを感じてしまう。
特にそういうことを考えずに行動していた昔を考えると、なにか大きなモノを失ってしまったように感じる。
損得の概念がないことに意味があったのに。
ちなみに原書はこちらです。
Tantor Media Inc
発売日:
原題からわかる通り、本書は「ウッフィー」に注目して書かれた本です。
そのため、紹介されている事例はTwitterに限りません。
日本でTwitterが盛り上がる中、発売された本のためこのような邦題になったのでしょう。
愚かな判断を行った出版社が残念です。