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【Copyright】CSS Nite in Ginza, Vol.47 @ Apple Store, Ginza【CC】

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CSS Nite in Ginza, Vol.47

#cssniteginza47

に参加してきましたよ!

出演者はロフトワークの林 千晶( @chiaki )さんと岩瀬吉和( @Yoshi_Iwase )さんでした。

テーマ及び内容は、

守りの著作権から、攻めの著作権へ
〜広がる新しいコンテンツビジネス

著作権法と聞いただけで「パス」と思う人も多いはず。たしかに著作権法は複雑だし、解釈によってOKだったりNGだったり、白黒もはっきりしない。

でも、もはや私たちの生活からインターネットを切り離すことはできません。それはつまり、著作権問題を避けて通ることはできないということ。なぜなら、インターネットを活用すればするほど、著作権違反をしている可能性が高まるからです。

今回のCSS Niteでは著作権法をその成り立ちから説明し、どこがポイントなのかを解説します。Webに関わる人、コンテンツビジネスを考えている人にとって、新しいアイディアのきっかけを提供することが目的です。

さらに、後半には日本を代表する著作権関連の弁護士、岩瀬先生が参加。皆さんの「なぜ?」「こんなときは?」にお答えします

流れはこちらを見て頂ければ把握できるかなと。
Togetter – まとめ「『CSS Nite in Ginza, Vol.47 守りの著作権から、攻めの著作権へ〜広がる新しいコンテンツビジネス~』のツイートをまとめました。」

開場の様子。

以下、感想及び私見。
最近、夜を自由にできることが多いのでこういうイベント・セミナーには積極参加中。
本日の目的は、著作権の動向を知ること・プレゼン力を生で見ること・自分への刺激の3点でした。

学生時代、著作権を学んでいた時期はあったけど、忘れている部分も多々ある(というか当時、真面目にやってなかったという説も。)なため、学び直しという意味も。
仕事で必要になる機会もあったりするし。

内容については、スライドも音声も公開されるということで深くは触れません。
ただ、気になった部分を数点。

冒頭、林さんから出た言葉。

著作権を知らないとWebを作れない時代になる。

この言葉、Webに関わるすべての人間に伝えたい。
最低でも作り手に、できれば利用側にも。

たしかに著作権問題って扱いにくくて難しい。
問題点は、

  • 他の知的財産権と混同してしまう。
  • 著作権と著作者人格権との関係が難しい。
  • 著作権の定義が曖昧

など。
でも、これを理解しないと誰も幸せになれない世界になるんだよね。

その中で生まれた明確に意志を主張できる仕組み、Creative Commonsって画期的。
たった6種類のCCライセンスで意思表示できます。
詳しくはこちら。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは – クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

お話によると、ベトナムでもクリエイティブ・コモンズの活動がスタートした様子。
もっと拡がっていってほしい。

で、次にCCの利用の実例について。
おもしろいお話を聞けました。

まず、有名なのがFlickr
簡単にCCを付与できます。

Wikipediaでも利用されています。

Good Design Awardでもクリエイティブ・コモンズのライセンスでの公開を承諾している受賞対象を検索条件として検索できます。

最も興味深いのがこれ。
あの衛星局アルジャジーラが商用利用をも認める条件で公開している動画の数々。
Al Jazeera Creative Commons Repository

技術的に著作権違反を取り締まるというお話も。
それがこれ。
イスラエルのベンチャー企業、PicScoutのImageTrackerという,

画像認識技術を適用して、それらが変更されたり歪められたとしても、イメージを検出することができる
(引用元:Jupiterimages、著作権侵害と戦う | 写真素材ニュース

という技術。

こんな技術があるとは知らなかった。
本日最も大きな収穫。

最後に。
良い雰囲気の中、有意義な時間を過ごせました。
出演のお二人、鷹野( @swwwitch )さん、突然登場の南條さん( @fnanjo )さん、皆様方お疲れ様でございました。

というわけで、とりあえず次回も参加な予定です。
CSS Nite in Ginza, Vol.48

Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

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