■はじめに。
AMNさん経由でダッソー・システムズさんの「3次元モデル」技術を見てきました。
3Dですが、話題の
みたいな技術ではなく、PC上で3Dモデリングする技術です。
こんなやつ。
- 3D Model – on 3DVIA.com(プラグイン必要)
セカンドライフをイメージしても良いかも。
工業的には航空機や自動車の設計に使われているそうな。
Wikipediaみると
戦闘機ミラージュで知られるダッソー・アビアシオン(Dassault Aviation)が自社の設計用に開発した3D-CADであるCATIAの開発部門を母体に、1981年に設立された。
と記述されてました。
実は昔所属していた部署が、こういった技術を使ってビルや大学を3Dモデル化する事業をやろうとしていました。
なので、ちょっと知ってることもあったりなかったり。
■ダッソー・システムズについて。
「3D For ALL」
技術的にわからない人も取り組んでいく、というビジョンがあるそうです。
例えば教育。
既に教育現場にGoogle Earthが取り入れられているケースもありますが、あれはまさに3D。
こういった教育を受けた子どもたちはもう既に3Dが身近なモノになっている。
なので抵抗なく3D技術を活用することができる。
だけど、その3Dの世界が嘘っぽいと飽きられる。
そのため、クオリティの高いモノを生み出す必要がある、とお話されてました。
これ印象的。
■CATIA
▼こんな感じで動かしたり作ったり。
■3DVIA
Barcelona World Raceで試せます。
クオリティ高い。
■3DVIA.com
▼関連してこんなiPhoneApp&iPadAppも。
自由にくるくる動かせます。
こういう兵器も用意されてるのがヨーロッパっぽい。
3DS – Dassault Systèmes – Dassault Systemes
3DVIA Mobile HD – Dassault Systemes
■もっと身近な事例。
正直、難しいところが多すぎて…
以下、もっと身近なところで。
▼3D空間を走り回るゲーム。
3D眼鏡につけたタグでコントロールします。
▼3D踊る肉単というソフト。
人体模型をいろんな角度から見ることができます。
医学生なんかに売れてるそうな。
案外安い。
■おわりに。
今は企業利用が主な気がする分野ですが、これからはもっと身近な技術になるかも。
PCスペックもかなり上がっているし、クラウドでも提供されているし。
セカンドライフは時期が早すぎた。
こういう仮想空間ってだけでなく、この技術を使って家具の組立説明書を作ってくれたら楽になりそうだなぁと思いました。
それにしてもほんとクオリティ上がってるなぁ。
今こそこれをリメイクしてくれないだろうか…
www.flickr.com
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