地頭力、いま自分が最も欲しい能力です。
地頭力とは、
「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力である。すなわち「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力だ。
だそうです。
頭の柔らかい人、というのが地頭力のある人だと思いました。
この本を読んで感じたことは『ネット検索中毒者』には地頭力がないのか?ということ。
僕自身はおそらく『ネット検索中毒者』だと思います。
気になったり、わからないことはすぐに検索し、知識を得ます。
ただ、検索するためには検索語を打つ必要があります。
わかりきったキーワードがあれば、それを打ち込めば答えは出ます。
しかし、抽象的なことを調べるにはどうすれば良いのか?
自らゆらぎや類語を気にしながら、検索語を考える必要があります。
これこそ、『仮説思考力』『フレームワーク思考力』『抽象化思考力』の3つの思考力である『地頭力』なのではないかと感じたわけです。
僕は、ネットにある膨大な情報の中から、自分が本当に必要な深い情報にアクセスするためには、『地頭力』が必要だと考えています。検索には『地頭力』が要りますし、鍛えられると思います。
でもたしかにすぐに検索するのはやめて、少し考えて、どういったものか、どれくらいの数字か、を抽象的にでも考えてから検索したほうがいいかもしれない。
思考停止は避けなければいけないことですし。