【書籍情報】
日本でもっとも読まれているモンスター・ニュースサイト、GIGAZINEによる初の書籍。編集長の山崎恵人が来るべきネット社会の未来を語り尽くす!
暴言の詳細は以下から。◆layer01:「Knowledge Is Our Power」知識は我らの力なり
◆layer02:専門バカvsオタクの構図「専門バカになるな、オタクになれ」
◆layer03:「理性・知性・感性」のバランス
◆layer04:インターネットは「悪魔の道具」か「天使の羽根」か
◆layer05:YouTubeのみが真の「破壊的ビジネスモデル」
◆layer06:「個人の力の最大化」=「インターネット」
◆layer07:「フリー」のその先、無料戦略の次
◆layer08:ファンがパトロンになる「パトロンモデル」成立への道
◆layer09:しかるべき場所にしかるべき人を、職業選択の最適化
◆layer10:入試の時にパソコン持ち込み可・インターネット可であれば大学の教授はどういう問題を作るのか?
◆layer11:「文明社会でのサバイバル」を教えるのが学校
◆layer12:好きなことをしてメシを食う時代の到来
◆layer13:10人中9人に嫌われてもいいから残りの1人に興味を持ってもらう
◆layer14:著作権という概念の崩壊、ファイル共有ソフトは最終局面に
◆layer15:量から質が生まれる、大量にならなければ高品質にはならない
◆layer16:超少額決済システムを握ったところが最終的な勝利者に
◆layer17:インターネットの規則を考えるというのは世界の規則、世界のルールを考えるのと同じ
◆layer18:みんなのルールを決めるのは「政治家」ではなく「サイレントガーディアン」に
◆layer19:旧世代と新世代のかつて無いレベルの「激突」
◆layer20:インターネット上に出現する国家のカタチ、領域・人民・権力
◆layer21:結論:「無料であるものに対価を払う」という時代
【書籍メモ】
それでもなお他のメジャーな部分ではないところで戦っているマイナーな音楽もまだ残っています。死滅するわけにはいかない。こういうところで考え出されたのが、「嗜好の細分化」という戦略です。
(P.019)
知らないことを知る喜び、そういうものをGIGAZINEは伝えたい
(P.154)
人間1人が知ることができる情報の種類はこんなにも増えているのに、知ろうとする情報の幅はどんどん狭くなるばかりです。
(P.154)
年金しかもらえないので、今の「金はないが時間はある」大学生と同じ状態になるわけです。
(P.169)
【読書感想】
GIGAZINEは昔から好きでよく読んでた。
ただ、どういう考えを持っているのか等、GIGAZINEに中について知ることができなかった。
その部分に初めて触れられたのが、あの求人騒動。
そして、本書でさらに深く知ることができました。
内容については、普段からネットに触れている人にとっては特に真新しいものはなし。
ただ、あまり深くネットを知らない人には是非読んで欲しい。
知っていてほしいことが詰まってます。