楽天モバイルを自宅で使っていて、外では繋がるのに家の中だけ電波が弱いと感じたことはありませんか。この悩みに対して楽天モバイルが用意している解決策がRakuten Casa(楽天カーサ)です。楽天グループへ入社してから10年以上、楽天モバイルを日常的に使いながら多くの乗り換えのご相談に対応してきた立場から、仕組み・申し込み条件・設定手順・注意点をお伝えします。
Rakuten Casaとは?屋内専用の小型基地局です
Rakuten Casaは、楽天モバイルが指定する対応インターネット回線に接続して、屋内に小さな楽天モバイルの電波エリアをつくる屋内専用の小型機器です。フェムトセルと呼ばれる仕組みを使い、対応回線を経由して楽天モバイルのLTE(4G)電波を屋内に届けます。5G通信サービスには対応しておらず、屋内に届くのは4G(LTE)のみです。
本体のレンタル料・月額利用料・事務手数料はすべて無料です。ただし、楽天モバイルの通信サービス利用料、指定インターネット回線の利用料、稼働にかかる電気代は利用者の負担になります。本体はあくまで楽天モバイルからの貸与品で、購入するものではありません。
詳しい仕様や最新の案内は楽天モバイル公式のRakuten Casaページで確認できます。
申し込み条件:対象になるには複数の条件を満たす必要があります
Rakuten Casaは家電量販店やECサイトで自由に購入できる機器ではありません。楽天モバイルでは、次の条件をすべて満たした方のみ申し込みできるとしています。
- 楽天モバイル(Rakuten最強プランなどの対象プラン)を契約していること
- 楽天回線対応製品を利用していること
- 楽天モバイルが指定する対応インターネット回線を契約し、開通していること
- 電波改善・調査依頼を済ませ、楽天モバイルからRakuten Casa設置の案内を受けていること
- Rakuten Casaの設置規約と重要事項説明書に同意していること
- 現住所・楽天モバイルの登録住所・インターネット回線の設置住所がすべて一致していること
お使いの回線が対応しているかは対応インターネット回線一覧で確認できます。申し込みの起点は、楽天モバイルの電波改善・調査依頼フォームへの問い合わせです。調査の結果としてRakuten Casaの案内が届いた場合のみ申し込みが可能になり、状況によってはレピータなど別の改善策が案内されることもあります。
設定手順:LANケーブルの接続とアプリ登録で完了します
Rakuten Casaの初期設定は、LANケーブルの接続とアプリでの登録で完了します。手順は次のとおりです。
- 本体の黄色いInternetポートと対応ルーターのLANポートをLANケーブルで接続する
- 本体のAPモードをONにする(楽天ひかりを使っていない場合はAPモードが基本です)
- 電源を入れて数分待つ
- Rakuten Casaアプリをスマートフォンにインストールし、本体のQRコードを読み取って登録する
つまずきやすいのは、青いLANポートに挿してしまうケースです。黄色いInternetポートに接続します。ルーター機能は楽天ひかりを利用している場合のみ使えるので、それ以外の回線ではAPモードを選びます。私が設定した際も、アプリの案内に沿ってLANケーブルをつなぐだけで、想像していたよりスムーズに終わりました。私の場合は15分ほどで使えるようになりましたが、楽天モバイルでは環境によって最大24時間程度かかる場合があるとしています。
効果の感じ方には差があります:Wi-Fi常用時は体感しにくい傾向
Rakuten Casaが改善するのは、楽天モバイルの通話と4Gデータ通信です。効果が出やすいのは、Wi-Fiが届かない部屋でモバイルデータ通信を使うときや、通話中に屋内で電波が弱くなるときです。
知っておきたい注意点:電波の共有・データ消費・返却ルール
Rakuten Casaを使う前に把握しておきたい注意点をまとめます。
電波が屋外や近隣まで届く場合がある
楽天モバイルでは、Rakuten Casaの電波が屋外や近隣まで届く場合、第三者が同じRakuten Casa経由で楽天モバイル回線を利用する場合があるとしています。Rakuten CasaアプリではWi-Fi接続の共有やSSID・パスワードの変更などができますが、気になる場合は電波改善・調査依頼の窓口に相談すると対応してもらえる場合があります。
データ通信量や回線利用料は利用者負担
Rakuten Casa経由で接続している間も楽天モバイルのデータ通信量を消費します。あわせて、指定インターネット回線が従量制の場合は、通信量の上限を超えると速度制限がかかる場合があります。
解約時は返却が必要
楽天モバイルを解約した場合、Rakuten Casaは返却が必要です。楽天モバイルでは、解約手続き後に返却用ボックスが送付され、同封の着払い伝票を使って一定期間内に本体を返送するとしています。返却しない場合や紛失した場合には、違約金として20,000円(課税対象外)を請求することがあるとしています。詳しい返却手順は解約・返却の案内ページで確認できます。
向いている人・向いていない人
次のような方には、Rakuten Casaが有効な選択肢になります。
- 自宅屋内でのみ楽天モバイルの電波が弱く、通話が切れるなど実害がある
- 自宅に楽天モバイル指定の対応インターネット回線がすでにある
- 追加の月額費用をかけずに屋内の電波環境を改善したい
- Wi-Fiを常用せず、モバイルデータ通信をそのまま屋内でも使いたい
一方、対応インターネット回線がない方、現住所・登録住所・回線設置住所のいずれかが異なる方、Wi-Fiルーターを新しく用意したい方には、Rakuten Turboなど別の選択肢を検討する方が合っています。
これから楽天モバイルを申し込む方へ
Rakuten Casaはあくまで屋内電波を補完する仕組みです。まだ楽天モバイルを契約していない方は、楽天グループの現役社員による従業員紹介を使うとお得に申し込みを始められます。
※ お申し込み前の紹介キャンペーンURLへのログインやサービス利用開始等、条件あり。
※ ポイントは、紹介ログイン月の4カ月後から分割付与。
※ 楽天会員へのログインまたは新規登録後、楽天モバイルの紹介キャンペーンページに移動します。当サイトは楽天グループの公式サイトではなく、運営者個人が運営する情報サイトです。
対象プランや適用条件の詳細は、楽天モバイル公式の従業員紹介キャンペーンページでご確認いただけます。従業員紹介の仕組みや申し込みの流れは、以下の案内ページでもお伝えしています。
よくある質問
- Rakuten Casaを申し込むにはどうすればいい?
-
まず楽天モバイル公式の電波改善・調査依頼フォームから問い合わせます。調査の結果、楽天モバイルからRakuten Casa設置の案内が届いた方のみ申し込みできます。自分から直接購入・申し込みをすることはできません。
- Rakuten CasaはWi-Fiルーターの代わりになる?
-
Rakuten CasaにはWi-Fi機能もありますが、主な役割は楽天モバイルの通話と4Gデータ通信の改善です。Wi-Fiルーターを新しく用意したい方には、Rakuten Turboなどのホームルーターの方が向いています。
- 楽天モバイルを解約したらRakuten Casaはどうなる?
-
解約時はRakuten Casaの返却が必要です。楽天モバイルでは、解約手続き後に返却用ボックスを送付し、返却しない場合や紛失した場合には違約金として20,000円(課税対象外)を請求することがあるとしています。
- Rakuten Casaで5Gは使える?
-
使えません。Rakuten Casaは4G(LTE)専用の機器で、楽天モバイルでは5G通信サービスには対応していないとしています。










コメント