楽天モバイル 着信拒否の設定を調べていると、必ず引っかかるのがRakuten Linkとの関係です。端末側で番号をブロックしたのに、迷惑電話が止まらない。この記事では、Androidの標準電話アプリでの設定・解除手順、非通知への対処、そしてRakuten Link利用時の3つの注意点を、楽天モバイル公式の案内をもとに整理します。なお本記事では、端末側の具体的な操作はAndroid端末を例に説明します。
楽天モバイル 着信拒否はRakuten Linkアプリでは設定できない
楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリ自体に着信拒否の機能がありません。特定の番号をブロックしたい場合は、Rakuten Linkからログアウトしたうえで、利用している製品の標準電話アプリ側で設定するよう案内されています。まずはこの前提を押さえておくと、以降の設定で迷わずに済みます。
- Rakuten Linkにログインしている間は、標準電話アプリで着信拒否を設定してもRakuten Linkには反映されません。
- Rakuten Linkからログアウトすると、Rakuten Linkでの発着信ができなくなります。標準電話アプリから発信した場合は通話料金、通常のSMSを送信した場合はSMS送信料金が発生します。
- 有料オプションの「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」も、Rakuten Linkアプリでの着信やSMSは検知対象外です。
Rakuten Linkにログインしたまま、標準電話アプリの着信拒否設定をRakuten Linkへ反映させることはできません。端末側の着信拒否を利用する場合は、Rakuten Linkからログアウトして標準電話アプリで着信を受ける必要があります。利用状態ごとに整理すると次のようになります。
| 利用状態 | 標準電話アプリの着信拒否設定 | 国内通話料 |
|---|---|---|
| Rakuten Linkにログイン中 | Rakuten Linkには反映されない | Rakuten Linkからの発信は無料(一部対象外の番号あり) |
| Rakuten Linkからログアウト中 | 標準電話アプリ側で有効になる | 標準電話アプリから発信した場合は通話料金が発生 |
この仕様はRakuten Linkでの着信拒否に関する公式FAQで確認できます。Rakuten Linkそのものの役割や使い方を先に整理したい方は、Rakuten Linkの機能をまとめた記事もあわせて確認してみてください。
Androidで着信拒否を設定・解除する方法
着信拒否そのものは端末側の機能です。ここではGoogle Pixelなど一般的なAndroidを基準に流れを説明します。項目名や配置は端末メーカー・Androidのバージョンによって異なるため、同じ名前の項目が見つからない場合は近い意味のメニューを探してみてください。
特定の電話番号を着信拒否する
Rakuten Linkにログインしたままだと、このあとの設定は着信に反映されません。まずログイン状態かどうかを確認します。
Rakuten Linkアプリのメニューからログアウトします。ログアウトするとRakuten Linkでの発着信ができなくなり、標準電話アプリから発信した場合は通話料金、通常のSMSを送信した場合はSMS送信料金が発生する点を先に確認してください。
端末にプリインストールされている電話アプリを起動し、通話履歴から拒否したい番号の通話をタップします。
表示されたメニューから「ブロック / 迷惑電話を報告」を選択します。確認画面が出た場合は内容を確認して進めます。
電話アプリの「設定」から「ブロック中の電話番号」を開き、対象の番号が登録されているかを確認します。ここまでで設定は完了です。
着信拒否した番号を解除する
解除も同じく端末側の操作です。電話アプリの「設定」から「ブロック中の電話番号」を開き、対象の番号を選んで解除します。誤って登録してしまった番号もこの画面から確認できるので、来るはずの着信が来ないと感じたときは一度この一覧を見直してみてください。
なお、ログアウトしている間は標準電話アプリから発信した場合に通話料金が発生します。もともと通話が多い方は、通話料の抑え方も含めて検討したほうが現実的です。判断材料としてかけ放題オプションをまとめた記事もあわせて確認してみてください。
着信拒否したのに電話がかかってくる原因はRakuten Link
「着信拒否を設定したのに電話がかかってくる」場合、まず確認したいのがRakuten Linkのログイン状態です。Androidでは、Rakuten Linkにログインしている場合は通常Rakuten Linkで着信します。そのため端末側でブロックした番号でも、Rakuten Linkにかかってくる着信はそのまま鳴ります。楽天モバイルでも、Rakuten Linkにログインしている場合は標準電話アプリでの着信拒否設定が反映されない、と明記されています。
ただし、通信環境が悪い場合などはOS標準の電話アプリに着信することがあります。楽天モバイルでも、Rakuten Linkの仕様上、通信環境が不安定なときはRakuten LinkアプリではなくOS標準の電話アプリから着信する、としています。詳細はRakuten Linkの着信に関する公式FAQで確認できます。
Rakuten Linkにログインしたまま、標準電話アプリの着信拒否設定をRakuten Linkへ反映させることはできません。端末側の着信拒否を利用する場合は、Rakuten Linkからログアウトして標準電話アプリで着信を受ける必要があります。
そのうえで、ログアウト中はRakuten Linkでの発着信ができず、標準電話アプリから発信した場合は通話料金、通常のSMSを送信した場合はSMS送信料金が発生します。着信拒否を優先してログアウトするか、Rakuten Linkの利用を続けるかは、月々の通話量とあわせて判断することになります。
また、着信拒否した相手側にどう聞こえるかは端末の機種や設定によって挙動が異なり、楽天モバイルから統一の案内は出ていません。着信を取らずに用件だけ残してもらいたい場合は、留守番電話サービスをまとめた記事もあわせて確認してみてください。
楽天モバイルの非通知設定・非通知拒否のしくみ
「非通知」には、非通知でかかってくる電話を止めたいケースと、自分から番号を隠して発信したいケースの2つがあります。楽天モバイルでは扱いが分かれるので、順番に整理します。
非通知・不明な番号からの着信を拒否する
非通知の着信だけをまとめて拒否する楽天モバイル側のサービスは、公式のオプションサービス一覧では案内されていません。対応は端末側の機能が中心になります。Androidの標準電話アプリに「不明な発信者」「非通知着信」といったブロック項目がある場合は、そこから設定します。項目の有無や名称は端末によって異なります。
Google の電話アプリにある「不明な発信者」のブロックは、番号が非公開になっている着信や発信元を識別できない着信を対象とする機能です。連絡先に登録していない番号をすべて拒否する機能ではないため、知らない番号からの着信そのものを止めたい場合は別の対策が必要になります。
これも端末側の機能なので、Rakuten Linkにログインした状態では番号指定の着信拒否と同じく反映されません。非通知の着信を端末側で止めたい場合も、Rakuten Linkからログアウトして標準電話アプリで着信を受ける必要があります。
自分の電話番号を非通知にして発信する
自分から番号を隠して発信したい場合は、楽天モバイルの「発信者番号非通知」を使います。my 楽天モバイル(Web版)、またはRakuten Linkアプリ内のmy 楽天モバイルから設定できます。「契約プラン」を開き、「プランに含まれるオプションサービス」の「発信者番号非通知」をオンにすると、以降の発信が非通知になります。申し込み手続きは不要です。
通話ごとに切り替えたい場合は、相手先電話番号の前に184を付けると非通知、186を付けると番号を通知して発信できます。恒常的な設定と、通話ごとの184・186は別物なので混同しないようにしてください。
楽天モバイルでは、緊急通報は非通知にした場合でも電話番号が表示されるとしています。また、相手側の電話機やネットワークによっては番号が表示されることがあり、海外ローミング中は発信者番号非通知を設定していると現地事業者側で発信がブロックされる場合がある、とも案内されています。
画面ごとの手順は発信者番号非通知(ご利用方法)の公式ページで確認できます。
非通知設定を解除する
解除は設定時と同じ画面で行います。my 楽天モバイルの「契約プラン」から「プランに含まれるオプションサービス」を開き、「発信者番号非通知」をオフに切り替えれば、以降は番号を通知して発信されます。
2回線以上契約している場合は、画面上部に表示されている電話番号が手続き対象の番号かどうかを先に確認してください。初期表示は最後に契約した電話番号になっているため、意図しない回線の設定を変更してしまうことがあります。設定はオフのままなのに非通知になる、という場合は、次のケースに当てはまっていないか確認します。
Rakuten Linkから発信すると勝手に非通知になる場合
これは意図的な非通知設定とは別の問題です。楽天モバイルでは、Rakuten Link発信時に次のような通信環境だと非通知になる場合があるとしています。
- 楽天モバイルの電波に接続できておらず、Wi-Fiにのみ接続している場合
- 楽天モバイルの電波とWi-Fiの両方に接続しているが、LTEが弱く実質的にWi-Fiだけで通信している場合
- 海外ローミング(データ通信)を利用している場合
対処としては、Wi-FiやVPNの接続を切り、画面上部に4Gまたは5Gの表示が出ている状態で発信し直します。デュアルSIMで使っている場合は、モバイルデータ通信と通話・音声回線の両方に楽天モバイルのSIMを設定しておく必要があり、通話のたびに使用する回線を選ぶ設定になっていると非通知になる、とも案内されています。詳細はRakuten Linkの非通知発信に関する公式FAQで確認できます。
迷惑電話が多い場合は「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」も選択肢
特定の番号を1件ずつブロックしても追いつかない場合は、楽天モバイルの有料オプション「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」が選択肢になります。月額330円(税込)で、知らない番号の発信元識別、リスクの高い迷惑電話の自動着信拒否、迷惑SMSのフィルタリング、危険なURLの識別などが利用できます。Androidでは国際電話の一括着信拒否にも対応しています。現在は初回3カ月無料の案内があり、おひとり様1回限りで、オプション契約開始日の3カ月後の同日から課金が開始されます。
Whoscallの対象はOS標準の電話アプリでの着信・SMS受信で、Rakuten Linkアプリでの着信やSMSは検知対象外です。契約すればRakuten Link上でも迷惑電話をブロックできる、というサービスではありません。着信拒否と同じく、Rakuten Linkからログアウトして標準アプリで着信を受ける前提になります。
また、2026年2月24日以降に申し込んだRakuten最強プラン(データタイプ)は通話・SMS自体を利用できません。なお、Whoscallの初回3カ月無料キャンペーンもデータタイプは対象外です。機能一覧や動作環境、キャンペーンの適用条件は迷惑電話・SMS対策 by Whoscallの公式ページで確認できます。契約後にも追加できるオプションなので、まずは無料でできる範囲を試してから判断しても遅くありません。
迷惑SMSは無料の「迷惑SMS拒否設定」で対策できる
電話ではなくSMS側が気になる場合は、無料の「迷惑SMS拒否設定」が自動的に適用されています。フィッシング詐欺などに使われる迷惑SMSを自動検知して受信拒否する機能で、申し込みは不要です。初期設定はオンになっているため、特に何もしていなくても働いています。
オフにしたい場合は、my 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)から設定を変更します。ただしRakuten Linkアプリ同士のメッセージは検知対象外で、拒否されたSMSの閲覧や復旧はできません。2026年2月24日以降に申し込んだRakuten最強プラン(データタイプ)も対象外です。条件の詳細は迷惑SMS拒否設定の公式ページで確認できます。
必要なSMSが届かない、認証コードを受け取れない場合は、迷惑SMS拒否設定を含め複数の原因が考えられます。詳しくはSMSが届かないときの原因をまとめた記事で確認してください。
よくある質問
- Rakuten Linkで着信拒否はできますか?
-
できません。楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリでは着信拒否設定ができないため、Rakuten Linkからログアウトしたうえで利用製品の標準電話アプリで設定するよう案内しています。
- 着信拒否したのに電話がかかってくるのはなぜですか?
-
Rakuten Linkにログインしたままの可能性があります。楽天モバイルでは、Rakuten Linkにログインしている場合は標準電話アプリで着信拒否設定を行ってもRakuten Linkには反映されない、としています。
- 楽天モバイルで非通知の電話を拒否できますか?
-
端末側の機能で対応します。非通知の着信だけをまとめて拒否する楽天モバイル側のサービスは公式のオプションサービス一覧では案内されておらず、Androidの標準電話アプリに不明な発信者をブロックする項目がある場合はそこから設定します。Rakuten Linkログイン中は反映されない点も同じです。
- Rakuten Linkから電話すると非通知になるのはなぜですか?
-
発信者番号非通知がオンになっている、電話番号の前に184を付けている、楽天モバイルの電波へ十分に接続できずWi-Fi中心で通信している、デュアルSIMの設定が適切でない、といった原因が考えられます。まず非通知設定と通信状態を確認してください。
- WhoscallはRakuten Linkでも使えますか?
-
Rakuten Linkアプリでの着信やSMSは検知対象外です。対象はOS標準の電話アプリでの着信・SMS受信のため、Whoscallを使う場合もRakuten Linkからログアウトして標準アプリを使う前提になります。
楽天モバイルへの乗り換えなら従業員紹介も確認を
楽天モバイルへの乗り換えを検討している方は、申し込み前に楽天グループの現役社員による従業員紹介の条件も確認しておきましょう。


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