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イヤホン・ヘッドホン:形状

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イヤホン・ヘッドホン:形状イヤホン
インナーイヤー型
小型で耳に入れ、耳介に引っ掛けるタイプ。
小型で軽く持ち運びに適するため、ポータブル機器の普及と共に爆発的に広がった。小型のため、重低音の再生に不利だが、小さい力で鳴らせるために響きが繊細になりやすい傾向にある。
耳の形状に合うように設計されているため、装着感がよく激しい動きでも脱落しにくい。遮音性が低く、音漏れしやすい。

カナル型(耳栓型)
インナーイヤー型よりも耳の穴に深く差し込み使用するタイプ。
ドライバーから耳に音を直接放り込んで外に逃がさないため、小音量でも聞き取りやすい。また、遮音性の高さや音漏れの解消、解像度の向上といった長所がある。音場の低さや、独特の装着感による好き嫌いがある。
長時間にわたる大音量再生では音の逃げ場がなく、耳に悪影響を及ぼす、イヤチップ(耳栓部分)が蒸れ、耳に炎症を起こす可能性がある。近年、もっとも売れているタイプである。

ヘッドホン
オーバーヘッド型(ヘッドバンド型))
スピーカー部分をヘッドバンドでつないだタイプ。
主に室内で使用されるヘッドホンに用いられる。耳に密着してずれにくいため、音の立体感や表現が安定しやすい。形状的に大型で重くなりやすいことや、左右から締め付ける力(側圧)の強さが装着感の悪さとして問題になることがある。
東部の形状の個人差により、同じ機種でも大きく装着感が異なる。また、ヘッドバンドにより髪型が乱れるなどの理由で好まない人もいる。

耳掛け型・クリップ型(イヤフック型)
耳に引っ掛けて装着するタイプ。インナーイヤー型に比べ、ダイナミックな音が楽しめる。
低音が逃げやすく、音漏れしやすいことや固定の甘さによる空間表現の不安定さがある。
カラーバリエーションが楽しめるということで、CDの流行とともに若者の間で普及した。

ネックバンド型
後頭部にヘッドバンドを通したタイプ。
耳掛け型・クリップ型から派生したオーバーヘッド型との中間モデルだともいえる。髪型を気にせず使用することができる。見た目が良く、一時的に流行したが、装着感の悪さ、コンパクトさに欠けた大きさ、音漏れなどの理由により廃れた。
SONY ステレオヘッドホン MDR-G75LW

バーチカル型
イヤホンを細いヘッドバンドで繋ぎ、ユニットを耳穴に向かって直角に縦置きすることで、イヤホンをスピーカーと見立てて、自然な音場とイヤホンの固定を図ったタイプ。ネックバンド型も存在する。

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イヤホン・ヘッドホンについて。

作成者: TAKA@P.P.R.S

バイトは本屋。 本屋でバイトしてるけど、本より音楽好き。 けっこうなんでも聴きます。 サッカーも好き。 けっこう多趣味です。 さらに詳細なプロフィールはこちら。 http://iddy.jp/profile/TAKAPPRS/

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