ボーズ・オンラインストアさんより、『QuietControl 30 wireless headphones』を貸し出しいただきまして、60日間ほど使用をさせていただきました!
既にレビュー(記事)しています。
が、長期間レビューさせていただき、気付いたこともあったので追加レビューです!
ヘッドフォン型の『Bose QuietComfort 35』(レビュー記事)も所有しているので、こちらとも比較していきます。
目次
◆QC30をおすすめしたいポイント!
■意外に気にならないネックバンド。
ネックストラップが特徴的なイヤホンですが、使用してみると軽さという意味では意外に気になりません。
着けているのを忘れてしまうこともしばしば。
ケーブルとは違って、絡まならないのがうれしいポイントです。
■耳にフィットする、StayHear+ QCチップ。
驚くほど耳にフィットして、より静音性を高めてくれるStayHear+ QCチップ。
従来のStayHearチップを使用したイヤホンを使うと、違いに悪い意味で驚きます。
■圧倒的なノイズキャンセリング能力。
可変ノイズキャンセリングで能力をMAXまで高めると驚きの静音性を発揮してくれます。
集中して仕事をしたいときに便利。外出先でも集中して仕事できます。
◆QC30をおすすめできないポイント。
■ネックバンドのファッション性
見た目としては、インパクトあるネックストラップ。
試用したのが冬場だったので、コートやマフラーで隠せますが、夏場にTシャツ1枚にこのネックストラップは厳しいかも。
あと、着用してくると、ネックストラップが横になったり斜めになったりと、固定できないのがつらいところ。
滑りにくい素材にしたり、クリップをつけたりと、今後、製品自体に工夫が必要かもしれません。
■可変ノイズキャンセリングの使いどころ。
おすすめできないポイント、というわけではありませんが、あまりこの機能を使用する機会はありませんでした。
アナウンスを聞きたいときにノイズキャンセリングを弱める、というシチュエーションはありましたが、その場合、イヤホンは外しちゃいますしね…
基本的にはずっとMAXで使用をしていました。
■バッテリー30%からの急激な消費。
外出寸前で充電をし忘れていたことに気付く。
「まぁ、30%あるし大丈夫か」と思って電車乗ったもの、急に電源が落ちるという…
30%という数字に安心してましたが、20%以下を吹っ飛ばして0%になったような感覚です。
さらに給電しながら使用できないのも痛いポイントです。
■Bluetooth使用不可の航空機の存在。
ノイズキャンセリングイヤホンをもっとも使用したいシチュエーションといえば、飛行機での移動中。
ただし、実はまだまだBluetooth禁止の飛行機って存在します。
大手航空会社で使用不可な機材については下記を参照ください。
ANAの『B767-300(Wi-Fi非装着機)』は国内線では多く使用されている機材なので、少しつらいところがあります。
有線でも使用できれば良いのですが、QC30はBluetoothでしか使用できないのです…
B767-300(Wi-Fi非装着機)、B737-500。
※参照:手荷物[国内線]|ご旅行の準備[国内線]|ANA
JTA(日本トランスオーシャン航空)737-400JAC(日本エアコミューター)SAAB340BRAC(琉球エアーコミューター)DHC8-Q100/Q300HAC(北海道エアシステム)SAAB340B
※参照:JAL国内線 – 機内での電子機器類の使用に関するご注意
◆QC30とQC35、どちらを買うべきか。
Bose好きでノイズキャンセリングイヤホン(ヘッドフォン)の購入検討をした場合、悩むのはQC30とQC35、どちらを購入すべきかということでしょう。
一長一短、良いところも悪いところもありますが、自分が出した結論は、QC35でした。
結論に至った理由は下記の通り。
QC35であれば、バッテリーが切れてもケーブルを接続すれば音楽を楽しめます。
そもそもBluetooth接続時で約20時間、ケーブル接続時で約40時間の連続使用が可能なので、なかなかバッテリーが切れることはありません。
アメリカ渡航でもバッテリーが切れません。
Bluetooth使用禁止の航空機であってもケーブルを接続すれば問題ないですしね。
一点、微妙なのはファッション性。
なかなかスーツでヘッドフォンって似合わないんですよね。
ただ、ここに関してはバッグをリュックにして全体的に崩したことで、逆に似合うようになった気がします。
ゆえに個人的には、QC35推しです。
とはいえ、本当はQC30も欲しいんですけどね。
ベストは両方を買うことですが…!