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2009/02/08
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イヤホン・ヘッドホン:上位出願社ランキングと出願件数構成比

上位出願社ランキングと出願件数構成比
DB:HYPAT-i
調査対象期間:1985~2005年
特許分類:Fターム5D005
公開種別: 公開特許(A)・公表特許(T)・再公表特許(S)

上位約20社を表示する。

上位出願社ランキングと出願件数構成比グラフ
1985年~1991年の第1フェーズ、1992年-1998年の第2フェーズ、1999年~2005年の第3フェーズと3つのフェーズに分ける。

1985-2005

 1985-1991

 1992-1998

1999-2005

考察
出願数トップはソニー(株)238件、次いで松下電器産業(株)147件、(株)東芝41件と大手家電メーカーが上位を占めている。ソニー(株)と松下電器産業(株)は10%以上の出願件数構成比を持つ。この2社で全体の4分の1の出願数を占める。

第1フェーズでは、松下電器産業(株)が60件と最も多く、次いでソニー(株)が38件と続く。3位のアイワ(株)と比べ、突出し松下電器産業(株)とソニー(株)の出願数が多い。松下電器産業(株)とソニー(株)で、全体の約半数の出願数割合を占める。また、全年では2位である松下電器産業(株)が第1フェーズではトップとなっている。全年3位である(株)東芝は上位には入っていない。

第2フェーズでは、ソニー(株)が出願数115件と圧倒的な出願数を誇り、全体の27.32%を占める。次いで、大きく差をあけ、松下電器産業(株)26件、アイワ(株)16件と続く。ここでも東芝(株)はまだ上位に現れていない。

第3フェーズでは、ソニー(株)85件、松下電器産業(株)61件と続き、(株)東芝36件が出願件数を大幅に増加させ、3位となる。(株)東芝は全年での出願が41件であり、出願の多くが第3フェーズに集中している。

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:特許分類

正確な特許分類については、
特許電子図書館 – 特許・実用新案検索 – パテントマップガイダンス(PMGS)”
で確認してください。

FI

Fターム

IPC
H04R1/10 受話器口;その付属物
H04R5/033ステレオ聴取のためのヘッドホン

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:ポータブルオーディオプレーヤーの変遷

1980年代前半以降
“カセットプレイヤー”

SONY 『TPS-L2』 1979年発売
1980年代後半以降
CDプレーヤー
SONY 『D-50』 1984年発売

1990年代中盤以降

SONY 録音・再生機『MZ-1』(左)、再生専用機の『MZ-2P』(右)1992年発売

2000年以降

Apple 『1G iPod』 2001年発売

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:耳に対する影響

ある医学誌の推計では、6~19歳の青少年の12.5%が騒音性難聴を抱えているとの報告がある。80デシベル(携帯電話の呼び出し音程度)以上の大きな音の場合は深刻で、8時間聞き続けただけで聴力低下を招く恐れがあると言われている。100デシベル(防犯ブザー程度の音量)を1日15分以上聴くと難聴になりやすいと言われている。
こういった症状を音響難聴(ヘッドホン難聴)という。感覚細胞が麻痺もしくは破壊されることで起こるため、回復させることは非常に困難である。予防するためには、音量を下げる、定期的に耳を休ませるのどが必要である。

以下、CNNの記事を引用する。

アメリカ、ボストン小児病院の研修者らが、学生100人を対象に研究したところ、携帯プレイヤーを最大音量の80%以上の音量で90分以上日常的に聞いていると影響が出るようだ。日常的な使用では、最大音量の50%以下なら問題無いとのこと。
聴力への影響は10年後になって現れることもあるので、10代での影響が20代になって現れる事態になりかねないと警告している。(CNN 2006.10.23)

参考URL
イヤホンで難聴に!?|REHANET

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:国内・国外の主要メーカー

国内 
Audio-Technica
エレガアコス
SONY
STAX
パイオニア
DENON
Panasonic(Technics)
日本ビクター

国外 
AKG Acoustics
Bang & Olufsen
Beyerdynamic
BOSE
Etymotic Research
Grado
Koss Corporation
Cresyn
Philips
Plantronics
Sennheiser
Shure
Ultimate Ears
ULTRASONE
Westone Labs

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:技術

ノイズキャンセリングヘッドホン

ヘッドホンに内蔵された検出マイクロホンで周囲からの騒音を集音し、ノイズキャンセリング回路がその信号を解析する。この解析した騒音(元の音)の波形に対して、逆位相の信号波形を作り出し、合成することでお互いに打ち消し合う効果が生じ、騒音を低減させることができる。

ノイズキャンセリングの方式には、フィードバック方式とフィードフォワード方式の2種類がある。フィードバック方式は、ハウジングの内部、音を出すドライバーユニットの近くにマイクを配置するので、より自然なノイズ除去が可能になり、その効果も高い。一方、フィードフォワード方式では、ヘッドホンの外側にマイクを取り付ける。本体の形状に関係なくマイクを設置でき、カナル型などのコンパクトなイヤホンなどにも使用が可能である。ドライバーユニットと離れた位置で外来ノイズを拾うので、フィードバック方式と比べると効果は控えめになる。
携帯型オーディオプレイヤーなどの普及により、外部で音楽を聴くことが増え、近年、人気を集めている。

サラウンドヘッドホン
通常のヘッドホンは2chステレオだが、サラウンドヘッドホンは5.1chのようなサラウンドサウンドを実現できる。サラウンドスピーカーの設置が難しい部屋や大きな音量でスピーカーを鳴らせない深夜であっても迫力のサウンドを楽しむこと可能になる。アンプ側にドルビーヘッドホン技術を採用したプロセッサが搭載されており、プロセッサを介して音声を聞くことによって、ヘッドホンでサラウンド音声が聴ける。ドルビーヘッドホン技術とは、本来6つのスピーカーを必要とする5.1chサラウンドや2chステレオソースをヘッドホンであたかもサラウンド環境で聴いているかのようにするドルビー社の技術である。

ワイヤレスヘッドホン
コードがないヘッドホンのこと。サラウンドヘッドホンと併せて、採用されることが多い。電波や赤外線を使い、送信機と受信機の間でデータをやり取りする。現在は、Bluetoothを用いたワイヤレスヘッドホンが主流。コードを気にせずにヘッドホンを使用することができる。

骨伝導ヘッドホン
空気の振動ではなく、直接骨に振動を伝え、音を伝えるヘッドホン。長時間の使用でも鼓膜に負担がかからない。また、騒音の多い場所でも、音量を上げずに明瞭に聞き取ることができる。耳をふさがないので、周囲の音は普通に聞くことができる。通常のヘッドホンに比べ、音漏れが少ない。

ティアック FillTune HP-F200

ティアック FillTun HP-F200

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:ドライバーユニット・ハウジングの種類

ドライバーユニットの種類
ダイナミック型(導電型)
振動板を永久磁石とボイスコイルで動かすタイプで、現在、最も主流となっている方式である。小型化が可能などの理由で現在はほとんどネオジウムの磁石を使用している。
大きくパワーをかけて動かすのでほこり等の影響を受けにくく、また単体で使用できるために扱いやすい。音は低音に迫力があり圧力のある音を鳴らす傾向があるが、反面、勢いが強いため、慣性が殺しにくく、繊細な鳴りになりづらい面がある。また、空気を大きく動かす必要があるので、十分な容量を得にくいイヤホンやカナル式の場合、耳に空気が流れ込むことで、聴き疲れやなどの原因にもなる。オーバーヘッド型では、耳との間に距離があり、容積があるので聴き疲れは起こりにくい。

コンデンサー型(静電型)
2枚の固定された金属板の間に極薄の振動板を置き、金属板同士の静電気による押し引きの力で振動板を動かす方法。
小さな力で薄く軽い振動板を鳴らすので、慣性が影響しづらく応答性が高く繊細な鳴りが特徴だが、低音の圧力や勢いのようなものは出にくい面がある。抵抗負荷ではないためにアンプが必須なので携帯性が悪く、値段が高くなる。また、振動板が非常に薄いために、ほこり等の影響を受けやすい。

バランスドアーマチュア型
アーマチュアと呼ばれるU字型の金属製リードのわずかな動きをドライブロッドという極小のピンに伝え、振動板を動かす方式。カナル型での耳への負担を軽減するため、あまり空気を動かさない方式としてカナル型に多く用いられる。小型化が容易だが、コストがかかる。中高域の再生特性に優れ、補聴器などにもよく使われる。ただ、再生帯域が狭いので、低音の量感など不足になりがちな傾向がある。そのため、高級モデルでは複数のドライなーを併用している場合もある。


圧電型
電圧効果・ピエゾ効果を利用し、薄い圧電体を 2枚の金属板で挟み、電圧を加えることによって振動を発生させる方式である。一般にダイナミック型に比べてきめ細やかな音を出す事ができるとされる。しかし、インピーダンスが高いために動作させるためには通常のアンプのほかに専用のユニットを接続する必要がある。生産しているメーカーはあまりない。高級モデルに用いられる。

マグネチック型
ダイナミック型と同様に振動板・コイル・磁石が使われるがコイル自身は振動しない。古くからテレビ・ラジオの個別聴取のために使用されてきた。最もシンプルなタイプであり、音質も音声情報を認識する最低限のものである。一般に片耳モノラルイヤホンであり、その場合は丸みを帯びた開口部を外耳道に数ミリ挿入する。外耳道の入口で支持するだけのため脱落しやすく、装着感も良好とは言えない。

ハウジングの種類
開放型(オープン型)
ハウジング部分が網や穴あきパンチング加工された素材でできており、ユニットの背面が開放されたものを開放型という。ハウジング内での反射がないため、音が歪みにくく自然な抜けの良さと広がりを持つ。構造上、音漏れしやすい。

密閉型(クローズド型)
ユニットのまわりをハウジングで密閉したタイプ。ユニットを囲うことで遮断性が高くなり、音が漏れず、また、周囲の雑音などにも影響を受けない。低音が逃げないので音が厚く、ユニット内で反射し歪みやすいほか、音場が一定の空間を形成するなどの癖がある。

セミオープン型
開放型の抜けの良さ、密閉型の反射を同時にうまく組み合わせたもの。長所だけではなく、音漏れや反射による歪みなどの欠点も併せ持つ。

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:形状

イヤホン
インナーイヤー型
小型で耳に入れ、耳介に引っ掛けるタイプ。
小型で軽く持ち運びに適するため、ポータブル機器の普及と共に爆発的に広がった。小型のため、重低音の再生に不利だが、小さい力で鳴らせるために響きが繊細になりやすい傾向にある。
耳の形状に合うように設計されているため、装着感がよく激しい動きでも脱落しにくい。遮音性が低く、音漏れしやすい。

カナル型(耳栓型)
インナーイヤー型よりも耳の穴に深く差し込み使用するタイプ。
ドライバーから耳に音を直接放り込んで外に逃がさないため、小音量でも聞き取りやすい。また、遮音性の高さや音漏れの解消、解像度の向上といった長所がある。音場の低さや、独特の装着感による好き嫌いがある。
長時間にわたる大音量再生では音の逃げ場がなく、耳に悪影響を及ぼす、イヤチップ(耳栓部分)が蒸れ、耳に炎症を起こす可能性がある。近年、もっとも売れているタイプである。

ヘッドホン
オーバーヘッド型(ヘッドバンド型))
スピーカー部分をヘッドバンドでつないだタイプ。
主に室内で使用されるヘッドホンに用いられる。耳に密着してずれにくいため、音の立体感や表現が安定しやすい。形状的に大型で重くなりやすいことや、左右から締め付ける力(側圧)の強さが装着感の悪さとして問題になることがある。
東部の形状の個人差により、同じ機種でも大きく装着感が異なる。また、ヘッドバンドにより髪型が乱れるなどの理由で好まない人もいる。

耳掛け型・クリップ型(イヤフック型)
耳に引っ掛けて装着するタイプ。インナーイヤー型に比べ、ダイナミックな音が楽しめる。
低音が逃げやすく、音漏れしやすいことや固定の甘さによる空間表現の不安定さがある。
カラーバリエーションが楽しめるということで、CDの流行とともに若者の間で普及した。

ネックバンド型
後頭部にヘッドバンドを通したタイプ。
耳掛け型・クリップ型から派生したオーバーヘッド型との中間モデルだともいえる。髪型を気にせず使用することができる。見た目が良く、一時的に流行したが、装着感の悪さ、コンパクトさに欠けた大きさ、音漏れなどの理由により廃れた。
SONY ステレオヘッドホン MDR-G75LW

バーチカル型
イヤホンを細いヘッドバンドで繋ぎ、ユニットを耳穴に向かって直角に縦置きすることで、イヤホンをスピーカーと見立てて、自然な音場とイヤホンの固定を図ったタイプ。ネックバンド型も存在する。

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホン:概要

定義
日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)、JISZ8106(音響用語)による。

イヤホン
耳に音響的に蜜結合し、電気信号から音響信号を得る電気音響変換器

ヘッドホン
一つ又は二つのイヤホンをヘッドバンドで結合した装置

挿入形イヤホン
外耳道に直接挿入され又は外耳道挿入用イヤモールドのようなものと直接結合されて装用される小型イヤホン

耳載せ形イヤホン
外耳の外側に装着される構成のイヤホン

耳覆い形イヤホン
耳及びその周囲を十分に覆うことができる空洞を持つイヤホン

骨伝導振動子、骨導受話器
頭部の骨状部分、通常は、乳用突起部と結合して電気振動を機械振動に変換する電気機械変換機

起源
イヤホン
Alexander Graham Bell(アレクサンダー・グラハム・ベル)が発明したマイクロホンとイヤホンを組み合わせた補聴器を起源とし、発展した。

ヘッドホン
1937年、ドイツの音響機器メーカーbeyerdynamic(ベイヤーダイナミック)社が製造した「DT48」が世界初のダイナミック型ヘッドホンである。現在の一般的なヘッドホンの多くはダイナミック型を採用している。日本国内で一般家庭用に普及し始めたのは1960年代以降である。それ以前は主にプロ用と使われていた。

beyerdynamic DT 48“は今でもバージョンアップされ続けている。
DT 48 E/200

DT 48 E/25

DT 48 A.00

使用方法
携帯型オーディオ、デジタルオーディオプレイヤー(DAP)、 CDプレイヤー、パソコンなどの接続端子にジャックを接続して使用する。ヘッドホン用の接続端子としては直径6.3mmのステレオジャックが一般に用いられてきたが、現在は3.5mmのステレオミニジャックが主流となっている。さらに小型の専用端子などが用いられることも増えている。

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2009/02/05
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イヤホン・ヘッドホンについて。

イヤホン・ヘッドホンについて調べたことを公開していきます。

  1. イヤホン・ヘッドホン:概要
  2. イヤホン・ヘッドホン:形状
  3. イヤホン・ヘッドホン:ドライバーユニット・ハウジングの種類
  4. イヤホン・ヘッドホン:技術
  5. イヤホン・ヘッドホン:国内・国外の主要メーカー
  6. イヤホン・ヘッドホン:耳に対する影響
  7. イヤホン・ヘッドホン:ポータブルオーディオプレーヤーの変遷
  8. イヤホン・ヘッドホン:上位出願社ランキングと出願件数構成比
  9. イヤホン・ヘッドホン:企業詳細調査01
  10. イヤホン・ヘッドホン:企業詳細調査02
  11. イヤホン・ヘッドホン:意匠分類
  12. イヤホン・ヘッドホン:意匠出願

参考書籍

ヘッドフォンブック2009
音楽出版社 ( 2008-12-11 )
ISBN: 9784861710490
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

 

新・萌えるヘッドホン読本
岩井 喬
白夜書房 ( 2008-06-25 )
ISBN: 9784861914232
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

よくわかる最新音響の基本と仕組み―音の科学、技術、文化を基礎から学ぶ 「音」の世界を包括的に解説 (How-nual図解入門Visual Guide Book)
岩宮 眞一郎
秀和システム ( 2007-05 )
ISBN: 9784798016566
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

参考URL
イヤホン・ヘッドホン調査結果/DIMSDRIVE独自の公開アンケートによる最新調査結果【DIMSDRIVE】”
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチの”DIMSDRIVE“が『イヤホン・ヘッドホンに関するアンケート』結果を公開しているもの。
イヤホン・ヘッドホンの利用者層、購買層、ニーズなど記載されており、大いに参考にな