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イヤホン・ヘッドホン:企業詳細調査01

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イヤホン・ヘッドホン:企業詳細調査01調査対象企業紹介
企業を6社に絞り、詳細に調査する。
調査対象企業はソニー株式会社・松下電器産業株式会社・株式会社東芝・日本ビクター株式会社・株式会社オーディオテクニカ・パイオニア株式会社とする。調査対象企業は出願数ランキング上位の大手電機メーカーから3社、音響機器メーカーから3社を選出した。

社名及びオーディオ関連事業について紹介する。

ソニー株式会社(Sony Corporation)
ヘッドホン関連での事業は古く、始まりは自社でも把握できていない。少なくとも昭和30年代(1955年)にはヘッドホンのラインナップはあった。
ヘッドホンでは世界最高のシェアを誇り、20~30%のシェアを持つ。
1979年に携帯型ステレオカセットプレーヤー”ウォークマン”を発売。世界的に大ヒットした。その後、CDウォークマン・MDウォークマンを発売し、ポータブルオーディオ分野での存在を確固たるものとする。しかし、アップルの”iPod”以後は、デジタルポータブルオーディオプレイヤーを発売するも振るわず、ポータブルオーディオ分野でのシェアを落としている。

パナソニック株式会社(Panasonic Corporation)(旧社名:松下電器産業株式会社)
Sony同様、カセットプレイヤー・MDプレイヤー・CDプレイヤーを発売しシェアを争っていた。
デジタルオーディオプレイヤーでは、2005年にD-snap(ディー・スナップ)を発売したが、業績は振るわず、2008年10月に撤退に追い込まれた。
ヘッドホンを含んだクラブDJ向けの音響機器の製品作りには定評があり、このクラブDJ向けの音響機器には”Technics’(テクニクス)”ブランドが使われる。

株式会社東芝
かつては”ボストン”や”Aurex(オーレックス)”のブランド名で商品展開をしていたが、撤退している。2002年にgigabeat(ギガビート)を発売し、デジタルポータブルオーディオプレイヤーに本格参入。マイクロソフトが販売しているZune(ズーン)のハードウェアの開発・製造も行っている。

株式会社オーディオテクニカ
イヤホン・ヘッドホンは廉価機から高級機まで幅広いラインナップを展開している。”イヤホン・ヘッドホン”分野での売上は全体の23.3%を占める。”光ピックアップ・半導体レーザー”25.0%、”マイクロホン・ワイヤレスシステム”23.5%に次ぐ、売上である。マイクロホンの性能には定評があり、オリンピックやグラミー賞、サマーソニックなど国内外のイベントで採用実績を持つ。

日本ビクター株式会社
ビクターの中で最も歴史のあるオーディオ事業は、創業時から独自性が光る分野でもある。
特にスピーカー技術に対する評価は高い。2003年には振動板に木を使った”ウッドコーンスピーカー”を世界で初めて量産技術化した。この技術はイヤホンにも転用されている。

パイオニア株式会社
プロ向けオーディオブランドTAD(Technical Audio Devices)、一般向け高級オーディオブランドExclusiveを持ち、多くのオーディオマニアに支持されている。
車載用オーディオ事業に強い。DJ機器分野にも強く、有力企業のひとつである

この他の記事・目次・参考文献についてはこちらへ。
イヤホン・ヘッドホンについて。

作成者: TAKA@P.P.R.S

バイトは本屋。 本屋でバイトしてるけど、本より音楽好き。 けっこうなんでも聴きます。 サッカーも好き。 けっこう多趣味です。 さらに詳細なプロフィールはこちら。 http://iddy.jp/profile/TAKAPPRS/

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